きょーのきょーさん

三十路になる男がいろいろ書いていく雑記ブログ

「ウチの彼女が中二で困ってます」を読んでみた

こん○○わ、きょーさんです。今日はたまたまお休みでしたので久々にBOOK・OFFに行ってきました、その中で適当にタイトル買いしたラノベの感想など

題名がなかなかぶっ飛んでる此方の作品。108円均一の棚にひっそり置いてあったのでタイトル買いしたのですが、なんと富士見書房ファンタジア大賞、2012年銀賞受賞というなかなかの肩書きをお持ちでした。普通にびっくらこいた
内容としてはラノベによくあるハーレム系ラブコメポニテヒロインやそのライバルにあたるツンデレ巨乳キャラなどに囲まれながらラッキースケベなイベントに見回れる割りとまとも(かどうか微妙な)主人公といった感じ
個人的に気になった特徴は大きく分けて2つ

人物、舞台設定

1つ目は設定。タイトルにもある「中二病」というのが現実に言われているモノではなく、「中枢神経第二覚醒症候群⇒通称、中二病」という特殊能力に目覚めてしまう病気であるということ
これがまた厄介で、能力の大なり小なりはあるんですが大体発動にデメリット有り。更に個人差はあるものの一定周期で能力を使わないと、やはりデメリットが発生するというこれはホントに病気だなぁという印象を受けます
ちなみにちゃんととんでもない漢字にルビがふられているネーミングなど、中二感満載、作者の発想に脱帽です

パロディネタ

2つ目は章タイトルのパロディっぽさ。作品内にもちょくちょくパロネタが仕込まれていますが、思わずクスリときてしまうネタが満載で、目次を見ただけで笑えてきます(ただしヲタに限る)
惜しむべきはパロディ分野は有名な「這いよれ!ニャル子さん」があるのであちらと勝負するのはちょっと難しいなぁと感じてしまいました。あとがきではプリキュア縛りのパロネタを書いていらっしゃるので、こういう縛り、拘りのある文がもうちょっと多かったら差別化出来たんじゃないかというとこがあります

まとめ

上記のように銀賞受賞作品ということで、さっくり読んでニヤリと出来るラノベとしての及第点はクリアしている作品でした。目立った特徴こそないけども、安心して読めるといった印象です
イラストの有子揺一さんの描く女の子も可愛く、萌えあり中二あり燃えありと属性満載の内容になってました。特にラブコメ好きならオススメです

今回はこの辺で、ではまたー(゚ω゚)ノシ

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